ケイブ、第4四半期決算は『ごまおつ』経年で売上高2.3億円と直近で最低水準 7四半期連続の営業損失計上 でらゲー買収で業績はどう変わる?

ケイブ<3760>は、7月13日、第4四半期(22年3月~22年5月)の連結決算を発表し、売上高2億2900万円(前年同期比31.5%減)、営業損失8500万円(前年同期は1億6500万円)、経常損失8500万円(同1億7700万円)、最終損失2億0600万円(同1億7700万円)だった。売上高は2011年5月期以降で最低水準となったほか、7四半期連続の営業損失計上となった。


・売上高:2億2900万円(同31.5%減)
・営業損失:8500万円(同1億6500万円)
・経常損失:8500万円(同1億7700万円)
・最終損失:2億0600万円(同1億7700万円)

 
同社では、『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』が経年による売上低下に加えて、占いサービス「占占(sensen)」への先行投資を行った、としている。さらに子会社capableはDtoC事業により売上が拡大したものの、販管費率も上昇したという。

 

なお、『東方Project』の新作スマホゲームは2022年リリースに向けて開発を進めているそうだ。ナダ・ホールディングスとの間で共同開発を行うと発表しており、制作、運営、プロモーション、収益管理で協力するほか、同社の技術やノウハウ、知見を活用してアジア圏でのマーケット展開を測っていく考えだ。

  

なお、すでに発表となっているが、ケイブによる、でらゲーの買収については8月開催予定の定時株主総会に付議する予定だ。株主総会で承認可決されて計画通りに進むと、8月30日に契約を締結し、9月1日に実行する予定。

買収価額は50億円だが、でらゲーの2021年3月期の業績は、売上高89億7400万円、営業利益13億5200万円、経常利益14億1000万円、最終利益4億3800万円だった。

直近の2022年3月期の業績は不明だが、『モンスターストライク』開発元と考えると大きく崩れるとは考えづらい。でらゲーの業績がケイブに加わってくるだけでなく、負ののれんも計上される見通しだ(21年3月期ベースでは32億円になる)。

 

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役副社長 安藤 裕史
決算期
5月
直近業績
売上高14億900万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益8億1200万円の赤字、最終損益9億3600万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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