エイチーム、23年7月期のゲーム事業は営業益4.7億円と黒字転換を見込む 主力ゲーム効率化、「大規模投資は計画せず」 NFTゲームは期中リリース予定
エイチーム<3662>は、エンターテインメント事業の2023年7月期の業績について、売上高60億円(前期比5.1%減)、営業利益4億7000万円(前期は8億9400万円の損失)と黒字転換を見込んでいる。コスト最適化などが奏功し、前期(2022年7月期)の第4四半期で黒字転換に成功したが、引き続き収益回復に注力する。
引き続き『ヴァルキリーコネクト』や『ユニゾンリーグ』など既の主力ゲームの効率的な運用を進めていく。新作の開発と運用に関連する費用計上は予定しているが、前期の『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー(FF7FS)』のような大規模な投資も見込んでいないため、利益にはプラスに働く。
同時に、ゲーム事業のダウントレンドから脱却し再成長を図るため、暗号資産を用いたNFTゲームやメタバースなど新領域での開発及びリリース後の運営に注力する。自社オリジナルのNFTゲームに関しては開発フェーズに入っており、今期中(2023年7月期中)にリリースしたい考え。
このほか、マルチデバイスの自社オリジナルタイトルについても開発を進めている。こちらについても今期中にリリースしたい考え。その他の2タイトルは準備中のフェーズにあり、リリースは少し先になりそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチームエンターテインメント
- 設立
- 2021年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 中内 之公