11月8日の主なゲーム企業の決算発表予定と、これまでに発表された決算内容の記事は以下のとおり。本日の注目はモブキャスト、ネクソン、ミクシィ、エイティングなど。モブキャストはすでに2013年12月期の業績を大幅に下方修正しているが、決算内容で先行きを見極めたい。gloopsを傘下に抱えるネクソン、人気のパズルRPG『テトリスモンスター』の開発を手掛けたエイティングなどの収益動向も注目だ。
■主な決算発表
会社名 | コード | 決算期末 | 種別 |
ファンコミュニケーションズ | 2461 | 12月31日 | 第3四半期 |
モブキャスト | 3664 | 12月31日 | 第3四半期 |
ネクソン | 3659 | 12月31日 | 第3四半期 |
ミクシィ | 2121 | 3月31日 | 第2四半期 |
エキサイト | 3754 | 3月31日 | 第2四半期 |
エイティング | 3785 | 9月30日 | 本決算 |
日本一ソフトウェア | 3851 | 3月31日 | 第2四半期 |
ウェブクルー | 8767 | 9月30日 | 本決算 |
■決算発表記事
・オルトプラス、13年9月期は営業益321%増の7.37億円…「バハムートブレイブ」やネイティブアプリが寄与
・DeNA、第2四半期は営業利益17%減の320億円…国内モバコイン消費の低迷や新作の開発費などで
・コナミ、第2四半期は営業利益70%減の37億7100万円
・ゲームロフト、第3四半期の売上高は前年比11%増の6170万ユーロ(82億円)…スマホ・タブレット向けアプリが好調
・LINE、7-9月期の売上高は58.3%増の156億円! ネット計上では99億円 ゲームやスタンプ中心に高成長続く
・インタースペース、13年9月期の業績予想を下方修正 新規タイトルのリリース遅延の影響で
・Eガーディアン、13年9月期は営業益126%増…スマホ・ソーシャルゲームのサポート受注が伸長
・フィールズ、第2四半期は21億円の営業黒字に転換…パチンコ・パチスロの販売好調で
・マーベラスAQL、第2四半期は20%超の増収増益を達成! 「ヴァルハラナイツ3」や「閃乱カグラ」「朧村正」好調で
・バンダイナムコHD、14年3月期の業績予想を上方修正…家庭用ゲームや映像音楽、ソーシャル・スマホゲームが計画上回る
・コロプラ、2013年9月期は営業益283%増を達成…スマホ向けオンラインアプリの好調で 14年9月期も108%増の見通し
・スクエニHD、第2四半期は営業益46億円に…「ファイナルファンタジーXIV」と「ロード オブ ヴァーミリオンⅢ」の好調で
・セプテーニHD、2013年9月期は増収増益を達成…スマホ向け広告が2.6倍に急成長
・クルーズ、第2四半期は営業益192%増の24億円…『アヴァロンの騎士』や『HUNTER × HUNTER』、SHOPLISTが貢献
・アクセルマーク、2013年9月期は営業益69%減も足元復調 7~9月期はQonQで81%の営業増益を達成!
・スクウェア・エニックスHD、第2四半期の業績予想を大幅上方修正…20億円の赤字→47億円の黒字に
・ボルテージ、第1四半期は1.12億円の営業赤字…ネイティブやソーシャル好調で計画を上回る
・セガサミーHD、第2四半期は営業益57%増を達成 コンシューマ事業が11億円の営業黒字に!
・モブキャスト、2013年12月期の業績予想を下方修正 営業損益17.5億円の黒字→6.8億円の赤字に
・アドウェイズ、第2四半期は営業益116%増を達成! 国内広告事業の好調で
・サイバーエージェント、13年9月期はAmebaの先行投資負担で営業益40%減 回収期に入る今期は93%増益見通し
・カプコン、第2四半期は2ケタ増収増益を達成…『モンスターハンター4』とパチスロ機『デビル メイ クライ4』の販売好調で
・イマジニア、第2四半期は営業益59%減の2.18億円
・enish、第3四半期は営業利益125%増の10億4500万円…新作「魁!!男塾」が収益貢献
・ドリコム、14年3月期の業績予想を下方修正 3億円の営業赤字に 『ファンタジスタドール』の未達と新作の配信時期変更で
・任天堂、第2四半期は為替の円安効果で経常黒字に転換
・GMO、13年12月期の業績予想を上方修正! クラウドサービスと決済が好調 スマホゲームも300%増収
・インフォコム、第2四半期は増収減益…電子書籍伸長も先行投資負担で
・ガンホー、第3四半期は営業益2741%増の685億円! ただし7~9月はQonQで2ケタ減益に
・東映アニメ、4~9月期は7.5%の営業増益 「キャプテンハーロック」など映像制作販売が伸びる ソーシャルゲームは不調
・コーエーテクモHD、第2四半期は経常益213%増、過去最高業績を達成 「討鬼伝」の好調やオンラインの復調などで
・KADOKAWA、第2四半期はシネコン事業売却により減収・営業減益 書籍・雑誌は好調 『艦これ』は今後期待できるIP
・Zynga、7~9月期の最終赤字は6.8万ドル 5272万ドルの赤字から大幅減 研究開発費や管理費の削減で
・ASJの4~9月期、売上高は4.7%増の6.8億円 決済代行や「ドリームベースボール」好調 一時費用で利益は減少
・ジャフコ、第2四半期は営業益1332%増の80億円を達成! 上場株式の売却益が高水準で推移
・ベクター、4~9月は1.3億円の営業赤字 オンラインゲーム事業が不調 コスト削減で赤字額は前年比で縮小
・ジャフコ、第2四半期は営業益1332%増の80億円を達成! 上場株式の売却益が高水準で推移
・イマジニア、第2四半期の営業益予想を96%上方修正! 原価低減と研究開発費のずれ込みで
・コロプラ、CM効果でスマートフォンアプリの売上好調 2013年9月期の営業利益予想を3割上方修正
・日本一ソフト、『魔女と百騎兵』好調で14年3月期の営業利益を2割上方修正 10月以降の業績は慎重な見通し
■決算説明会リポート
・コロプラ決算説明会 馬場社長「私たちもびっくり」の急成長 斬新な新作タイトル投入で「ガンホー・スーパーセル」連合超え目指す
・enish決算説明会 杉山社長、韓国展開「国内向けネイティブ開発も予定」 『ドラタク』など既存タイトルは好調
・クルーズ決算説明会 小渕社長「ネイティブは世界を視野」「ブラウザの手も緩めない」 ネイティブ開発者を月10人ペースで増員
・ボルテージ決算説明会 横田社長「激しい競争環境」「人件費増やしていきたい」 広告と新作効果で3四半期ぶりに売上増
・コーエーテクモ決算説明会 襟川社長「ネイティブ市場は戦国時代」 新IP「討鬼伝」展開に意欲
・サイバーエージェント決算説明会 藤田社長「Ameba事業は10~12月にも黒字化」 SAP事業も複数タイトル投入で成長目指す
・ドリコム決算説明会 内藤社長「ガルロワが計画に届かず」「IPは『目利き』重要」 ネイティブ移行に苦戦、今期中に新作3本を予定
・ヤフー決算説明会 EC革命で「エンジニア5倍」 7~9月のゲーム関連部門は前四半期比5%増収
・ベクター決算説明会 梶並社長「赤字は10〜12月で最後にしたい」 ローカライズパブリッシャーの立ち位置を強調
・KLab決算説明会 真田社長「IP獲得で外れリスクを減らす」戦略を主張 国内社員数は減少に転じる